日中の生産性を上げるために、日頃から「プロテイン」を愛用している方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
プロテインを飲んでいる方が体調が良い気がします。
しかし、たまに調子が悪いと「寝る前に飲んだら、お腹が張って眠れなくなった……」という時もあります。
せっかくの自己投資のせいで、寝不足になってしまっては本末転倒ですよね。
そこで今回は、「プロテインと睡眠の関係」と、熟睡を生むための3つのコツをご紹介します。。
①:胃腸を休める「1時間半」
まず、最も重要なのが「飲むタイミング」です。
良質な睡眠、特に脳と体が深く休まる「ノンレム睡眠」を十分に確保するためには、就寝時に胃腸の活動が落ち着いていることが不可欠です。
人間は、眠りにつくときに体の中心部の温度(深部体温)が下がることで深い眠りに入ります。
しかし、就寝直前にプロテインを飲むと、睡眠中も胃腸がフル稼働して消化吸収を続けなければなりません。
その結果、深部体温が下がりにくくなり、睡眠の質が著しく低下してしまうのです。
さらに、消化が追いつかない状態で横になると、胃の中にガスや水分が停滞し、「寝る前にお腹が張って寝苦しい」というダイレクトな寝付けなさを引き起こします。
胃の中の消化が落ち着くまでに「最低でも就寝の1時間〜1時間半前」には飲み終えておくのがオススメです。
②:「ソイ」と「ホエイ」の使い分け
次にポイントは、プロテインの「種類」です。
プロテインには2つの種類があることはご存知でしょうか?
一般的な「ホエイプロテイン」は牛乳由来の成分です。しかし日本人の多くは、牛乳に含まれる乳糖をうまく分解できない「乳糖不耐症」の素因を持っています。
そのため、夜にホエイを飲むと腸内で急速にガスが発生し、まさに「寝る前にお腹がパンパンになって苦しい」という状態を生み出してしまうのです。
そこで、夜の選択肢としておすすめなのが「ソイプロテイン(大豆由来)」です。
大豆由来のためお腹が張りにくく、さらに消化吸収のスピードが5〜6時間と非常に緩やかです。
これにより、睡眠中の血糖値が一定に保たれ、夜中に目が覚めてしまう「中途覚醒」を防ぐ効果も期待できます。
どうしてもホエイを飲みたい場合は、製造工程で乳糖を限界まで除去した「WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)」というタイプを選ぶと、消化不良によるお腹の張りを抑えることができます。
③:脳に「眠くなる物質」を届ける
最後は、プロテインを「天然の睡眠薬」に変えるアミノ酸の話です。
プロテインには、必須アミノ酸である「トリプトファン」が豊富に含まれています。
このトリプトファンは、日中は脳内で集中力を高める「セロトニン」の材料になり、夜になると睡眠を促すホルモンである「メラトニン」へと変化します。
つまり、前夜にプロテインを適切に摂取しておくことは、翌日のパフォーマンスの土台作りそのものなのです。
ここでこの効果をさらに底上げする裏ワザを一つご紹介します。
トリプトファンは、少量の炭水化物(糖質)と一緒に摂取することで、脳の関門を通過しやすくなる性質があります。
そこで、夜のプロテインを飲む際は、「ほんの少しのハチミツを混ぜる」か「バナナを一切れ一緒に食べる」のがオススメです。
まとめ:睡眠への投資を最大化しよう
かつてのように「睡眠を削って働く」時代は終わり、現代の一流のビジネスパーソンは「睡眠の質を高めて日中の生産性を最大化する」ことを考えています。
もし今、夜のプロテイン選びやタイミングのせいで「お腹が張って寝付けない」と困っているなら、今日紹介したライフハックを取り入れてみてください。
プロテインを上手に活用して、翌朝のスッキリした目覚めと高いパフォーマンスを手に入れましょう。
どうぞ、よしなに。
