3才と5才の子どもたちと同じくらい眠っても、まだ眠い。

「子どもには、たっぷり睡眠が必要」と言いますが、大人になった私は、いまだにたくさんの睡眠が必要で困っています。

元を辿れば、私は子どもの頃から

「気がついたら寝てた」

ちなみに、新生児の頃からだそうです(笑)

「大晦日も年越しまで待てなくて1人だけ寝てた」

今では流石に起きてられる

という「よく寝るエピソード」が残されています。

また、家系的にも「歳をとったら寝れなくなると言うけど、そういう悩みとは無縁」という人がほとんど。私ほどではないけれど、よく眠る人が多くいます。

こんな条件も相まって、もしかすると私は生まれつきのロングスリーパーなのかなと疑うほどです。

ただ、よく眠る暮らしには、困ることもあります。

仕事もしたい。
気になることを学びたい。
子どもたちとの時間も大切にしたい。

やりたいことは次々に浮かぶのに、起きている時間が足りない。

今日は、そんな私が考えている「ロングスリーパーの生存戦略」について書いてみます。

といっても、まだ私自身、うまく暮らす方法を探している途中です。同じように困っている方に、「自分だけではないんだ」と思っていただけたら嬉しいです。

長く眠る人は、どのくらいいる?

そもそも、長く眠る人はどのくらいいるのでしょうか。

2014年に発表された中国・広州の研究では、小学生の保護者6,501人のうち、10時間以上眠る人は0.64%。一方、フランスの全国代表調査では、1日に10時間を超えて眠る人は2.7%と報告されています。

国によって、10時間を超えて眠る人は4倍以上と随分と違うものですね。

また、こうした調査でいう「長く眠る人」が、全員、生まれつき長い睡眠を必要とする人とは限りません。

生まれつきのロングスリーパーの人の割合は正確には分からないというのが実情ですが、一定数は大人になっても10時間以上の睡眠をとっているということが分かります。

また、「長く眠る人は内向的」「繊細だから睡眠が多く必要」と言われることもありますが、性格との関連を調べた研究では、結果は一致していません。

短絡的に睡眠時間の長さと性格的な傾向を紐づけることはできないようです。

眠る時間を減らすと、あとで困る

よく寝る私にも、睡眠時間を削って頑張る時期があります。やらねばならないことがあると、つい「もう少しだけ」と夜更かしする。

それでも、しばらくは何とかなるんです。

私の場合、1か月くらいは、その生活を続けられます。すると「案外、私でもこの睡眠時間でいけるのでは?」と思うもの。

ところが、そのあと反動のように、活動できない日々が続くのです。

これはあくまで私自身の経験ですが、短い睡眠で生み出したつもりの時間を、あとから精算させられているような感覚です。

そんな私が知りたいのは、今日どれだけ起きていられるかよりも、無理なく続けられる暮らしはどんなものか、ということ。

それを今日は考察していきたいと思います。

まず、人と同じように眠ろうとするのを諦める

そこで、最初の生存戦略は「諦めること」。

と書くと、ちょっと後ろ向きに聞こえるでしょうか。

私が諦めたいのは、「ほかの人と同じ睡眠時間で、同じように活動できるはず」という期待です。

短い睡眠でも元気に過ごせる人を見ると、羨ましくなります。その時間が私にもあったら、あれもこれもできるのに、と。

でも、必要な睡眠を削ってそのあと動けなくなる生活を繰り返すのは、私にはつらい。

自分に必要な睡眠時間を、予定を立てるときの前提にする。

まだ毎回できているわけではありませんが、まずはそこから始めたいと思っています。

やりたいことを、全部「やること」にしない

もうひとつ必要だと感じるのが、取捨選択です。

私は、あれもやりたい、これも面白そう、と次々にアイデアが浮かぶタイプです。

けれど、手を広げすぎると、どれも途中になってしまう。何もやり遂げられていないように感じて、かえってストレスがたまります。

時間が足りないのに、やりたいことだけが増えていく。だから今、試しているのは、思いついたことを全部やろうとしないことです。

取捨選択というと、何かをきっぱり捨てるイメージがあります。でも、今は選ばずに、あとで状況が変わった時にやることとして残しておく方法もあるはずです。

そして、自分の人生において最も大切にしたいことを考えてみることも有効です。特に私が優先しているのは、子育て。

子どもが3才・5才の瞬間は今しかない。
だから、子ども優先で活動しようと割り切っています。

そうすると、仕事が思うように出来ない日々が出てきます。

それでも、できなかったことを数え続けるより、今の私が最も大切にしたいことに時間を使うことに集中するのが私にとっては大事かなと思うのです。

私の生存戦略は、まだ途中

たくさん眠る自分を受け入れる。

起きている時間に何をするか、大切なことを選ぶ。

今、私が考えている生存戦略は、このあたりです。まだ、やりたいことを欲張ってしまう日もあります。
逆に「また寝ちゃった…」と朝になって罪悪感に駆られる日もあります。

だからこれは、うまくいった人からのアドバイスではなく、よく眠る私の試行錯誤の記録。同じように、眠る時間とやりたいことの間で困っている方がいたら、一緒に共感したいです。

必要な睡眠を確保しながら大切なことに時間を使える暮らしを、これからも探し続けたいと思います。

「体質だから」で片づけないことも大切

最後に、ひとつ大切なことがあります。

体質的に長い睡眠が必要な人は、必要なだけ眠れれば日中の過度な眠気が改善するとされています。

十分眠っても強い眠気が残る場合は、睡眠の質や睡眠障害など、別の原因を確かめる必要があります。

つまり、自身の体質であるのか、もしくは治療が必要な状態なのか、生活に支障がある眠気については、医療機関で相談しながら原因を確かめることも大切です。

睡眠とうまく付き合って、充実した人生を送れるように____

睡眠の質を高めていきましょう。